狩猟刀
自分はまだまだ、狩猟に対するイメージも知見も貧しい。
ウサギの解体しかやったことがないためすっかり失念していたが、獣をばらす時にはそれ相応の刃物が必要だ。ウサギ、どうして草刈り鎌で捌いてたんだろう、うちのジイサマは。
というわけで、狩猟刀の小刀を探してみた。うむ…狩猟のイニシャルコストの大きいこと。我が家の一ヶ月のエンゲル係数を優に超えるこの解体用小刀、実に美しい。
猪の皮をはいだり、小骨を削いだり。
骨盤や背骨を割るのは、小さな斧で行う。
ひとまず猪猟の予定は考え中なのでここまでの物は用意しなくていいだろうが、いずれこういう物を使って仕事をすることは頭に入れておこう。道具に使われる人間であってはならないから、こういう物を持つに能う人間になっておくことが一番の課題だ。
とりあえずのスキナー(皮剥ナイフ)は、海外製のパラコード巻きタイプでまず試してみたい。
鉈使いや蛇(うまい)の下ごしらえ等にも使えるような、丈夫で縁の高いフルタング(※1)のナイフも探しているが、装飾が華美でないものを探すのに手間どっている。
※1)柄の中身の刃身が、柄と同じ大きさのもの。重いけれど丈夫。