熊鈴日記

はじめたばかりの狩猟のことをメインに、山で生きるさまざまなこと

収穫が始まりました

うちの畑は夏野菜と花がメイン春先から種を巻まき、苗を育てていた花が咲き始めました個人的な趣味で、育てているのはエディブルフラワー(食べられる花)がほとんどなので、咲いたところから摘み取って乾燥させていきますカモミールのお茶は、想像以上によい…

山菜がたくさん

春先はまずフキノトウやツクシに始まって、 ウド、コゴミ、タラノメあたりはふつうに プクサ(行者にんにく)にどハマりし カタクリを食べることにおどろいて ボンナ、アイコ、アザミ、野セリを初めて食べて、 気温が上がってきたらワラビやミズやフキ、ヒロッ…

映画の感想 「FAKE」 監督:森 達也

森達也監督が、事件後の佐村河内守夫妻を追ったドキュメンタリー「FAKE」を観た。 とても気持ち悪い映画だった。それは、結局何が本当なのかははっきり明かされないような作り方に対しての気持ち悪さで、森さんが人間のいやらしさや欺瞞にフォーカスしている…

おまけ(熊の甘露煮)

鍋に入りきらなかった熊を、溢れそうになった煮汁をベースにして甘露煮に。 一晩おいて冷まして、飴色に。 醤油を濃いめに入れて、三温糖をうすあまく。これだけ。写真よりも少し濃く醤油を入れる。 くつくつ弱火で長めに煮て、でも肉が固くならない程度で火…

つくって食べて熊鍋集会の夜2(夜話編)

熊鍋をつつきながら出た話は、ほとんどが森のことと狩猟のことばかりだった。 その場にいた半数が林業に携わっており、現場や森林管理のこと、森林計画など幅広く精通しているメンバーだったからである。 林業に携わる女性から、熊が好んで実を食べに来てい…

つくって食べて熊鍋集会の夜1(食べ物編)

この連休、久しぶりに熊を煮る機会を得られた。 群馬県の北西端、六合(くに)山岳会の若手メンバーを中心に、山肉を囲む会を楽しんだ。山岳会で自然を楽しむのはもちろんのこと、林業に従事したり、自然写真を撮ったり、狩猟したり、山の恵みを様々に受け取…

おわび

体調不良につきお休みしていました。後日まとめて更新します。

風邪気味

今週は調子が良くない。くっさめと洟が出るので風邪の引きかけかもしれねな。体が強張っている。 仕事から帰って、イノシシのベーコンと豚ロースのベーコンを一日一回ひっくり返すことばかりが楽しみだ 月末は薬屋の仕事も忙しい。半月前に今年度の医薬品登…

すっかり食べてしまった

腹がくちい。つまり腹へりだ。 5キロあったイノシシもすっかり食べてしまった。 ひとかたまり塩漬けにしてあるけども。 アナグマ、獲りたいなぁ…獲れねかなぁ。金曜日はワイヤーを煮る木の皮もらいに行って来る。なんか食べられる物拾ってこよう。 ドングリ…

わなの入手2 (くくりわな 材料調達編)

このところ、毎日更新ブログが二日に2本更新で申し訳ないです。 さて、忙しくしていたらもう猟期がすぐそこまで迫っていた。 いまだにわなに使うワイヤーを入手していないことで、焦りもでている。地元のホームセンターを3軒(住む町と隣町とその隣町で3軒)…

イノシシの燻製2(燻煙)

半日干したイノシシを早速燻煙する。 土鍋タイプの家庭用コンロでもつかえるスモーカーに、ひとつかみウッドチップを撒く。煙がでるまでは強火で、煙が出たら80~120℃の温度で1時間ほど燻す。 温度の高い熱薫法でしっかり水分を飛ばし、熱を通した。何度か肉…

11月の予定が固まってきた

仕事から帰宅し、七時半にイノシシの塩糀漬けとスジ煮を食べて寝てしまった。 2時に起きて、いままだ眠い。明朝7時半には家を出て、里に降りる。中之条から高崎まで、峠を越えて一時間半。 久しぶりの散髪だ。タイヤもスタッドレスにする。用事をいくつか済…

イノシシの燻製1(下ごしらえ)

熊鍋集会に持参する燻製の試作をしている。これに集まるメンバーで9月の頭に野反湖でキャンプをしたときは、鹿の燻製が大好評だった。 その時は肉に直接塩をすり込む方法(乾塩煙)でやったが、今回は漬け込み液(ソミュール液)を用いて下味をしっかりつけ…

熊鍋集会の準備

来月の頭に、六合山岳会の若手同志と熊鍋集会をひらく。 「熊もらったんだけど、半年も冷蔵庫で眠っているんだよね。なかなか料理できなくて…」 逗子から六合へ来たH子さんにそう持ちかけられたので、ぜひ私が腕を振るうので熊鍋会やりましょう!という運び…

かんたんジビエ

今回もらったイノシシでつくった料理の備忘録 1.いのスジ煮込み 味噌・醤油・ごま油で味付け。スジ肉は少々のカレー塩で臭み抜き。 濃いめに煮立て、最後におろし生姜を加えて臭み消し。 2.リブロースの照り焼き 酒2:醤油1で一晩漬ける。中火でじっくり…

狩猟刀3(手入れ)

筋膜を剥がすのに使っているスキナーナイフと、調理に用いているナイフを研いだ。 まず、砥石に水を吸わせる。水に浸けるとシュワシュワと泡が出るので、それが止まるまでひたしておく。 まず、粗い方の目で10回から数十回程度、片面ずつ研ぐ。刃を砥石にあ…

初体験・イノシシの解体

日曜日の朝、狩猟名人のヤマニさんから電話をもらった。 「今朝イノシシ獲れたが、解体来れるか?すぐばらさねえから」 二つ返事ですぐさま家を飛び出した。今日も美味しいイノシシが食べられる!いよいよバラシができる!そんな期待で胸いっぱいになりなが…

六合・暮坂高原の森で木登り体験

皆さんは、木登りはお好きだろうか? 私は大の木登り好きで、運動音痴なくせに、子どもの頃から木登りをするのは好きでよく遊んだ。 8歳の夏、小学校の銀杏に調子に乗って登り、相当高いところまで登った上に、木の股に足を挟んでしまって取れなくなったこと…

友人の結婚式

18日の土曜日は、大学時代のゼミの同窓生であるRさんの結婚披露宴二次会に呼んでもらった。 和気藹々とした会になるよう心が配られたその会は、様々な方面から人が大勢集まっているにもかかわらず、誰かが浮くこともなく、新郎新婦の幸せな姿にみんなが心か…

「山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記」を読んだ

狩猟に関する読本をアマゾンで漁っていたら、こんなにかわいらしい装丁の本がサジェストされた。文庫本か何かだと思っていたら、なんと実録風狩猟マンガ。 「山賊」という言葉と「狩猟」が結びつかず、あまり関係のない本だと思ってリサーチをかけなかったの…

楽しみな土日

この週末は、土曜日から三連休をとっている。土曜日は、大学時代に世話になったゼミの同窓生の結婚式二次会へ。 めでたい席に呼んでもらったことはとても嬉しいし、たくさんお祝いしたい。大学時代の懐かしく、また、大切な友達に会えるのが楽しみだ。 祝福…

本をもらった!

これから読む。読んだら感想をここに書く。 面白そうだ。これからまさに限界集落へ行って狩猟民宿をしたい自分にとって、良い肥やしになってくれそうな本である。 限界集落株式会社 作者: 黒野伸一 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2011/11/25 メディア: 単…

音沙汰のない毎日

どうもこのところ狩猟に関する準備の進捗が悪く、ブログのネタも蓄積しない。 停滞期というものはある。静かに本でも読んで備えたい。 現在読書中の本 ・四季の山菜採り方と食べ方 畔上能力 成美堂出版 ・見分け方・食べ方 群馬のきのこ 群馬県野生きのこ同…

こんこんぞうりづくり 2(スゲ刈り)

作文中

中之条ビエンナーレ2013 やっと少し周る

今日は暮坂高原での駐車場整理を15時までがんばり、その後の2時間駆け足でいくつかの会場を見て歩いた。 今日見られた作品で自分がすごく好きだと思ったのは、丸伊製材の小板橋慶子さんと大和由香さんの作品。他にも心に残った作品があるので、明日の分も見…

こんこんぞうりづくり 1

私のバアサマが住む集落、旧六合村の根広地区には、ちょっと珍しい伝統工芸がある。スリッパのような形状をした草履「こんこんぞうり」というものだ。 足の甲部分をかたどるときに、木の型に合わせてこんこんと木槌で叩くのでこういう名前がついたそうだ。 …

減量記録

今朝から、ファスティング(プチ断食)を始めた。 半年前の体重から6キロ増加したので、猟期の前に身体を絞ることにした。イノシシを食べ続けた三日間はなぜか体重が減っていたが、すぐに戻ってしまった。 週二回の空手、軽い運動はしていても、散々食べる方…

グリーン・ツーリズム研修会 in 吾妻 に参加しました

去る10.7(月)、「グリーン・ツーリズム研修会 in 吾妻」という講習会に参加してきた。 農村、里山、そんな言葉が良く似合う中之条で、グリーン・ツーリズムを発展させましょうという県の講習会だ。 自分自身の希望に、農家民宿に近い形で、山村体験型民宿を…

明日もイノシシ

イノシシ肉を食べ続けて三日経った。 初日はハツとレバー焼き、二日目は焼き肉と鍋、三日目の今日は、イノシシ鍋からはじいた筋膜を牛すじのようにぎゅむぎゅむ言わせながら噛みしだいた。 人と食べると楽しくてたくさん食べてしまうので、明らかに食べ過ぎ……

今日もイノシシ

昨日に引き続いて、今日もイノシシ三昧である。 親友が都心から群馬に帰省しているタイミングが重なり、遠くから食べに来てくれることになった。女同士気が合う話は尽きず、群馬で一緒に銃猟をやりたいね、と言っている仲なので話は早い。 イノシシを食べる…

(c) bearbell 2013