熊鈴日記

はじめたばかりの狩猟のことをメインに、山で生きるさまざまなこと

狩猟刀3(手入れ)

筋膜を剥がすのに使っているスキナーナイフと、調理に用いているナイフを研いだ。

 

まず、砥石に水を吸わせる。水に浸けるとシュワシュワと泡が出るので、それが止まるまでひたしておく。

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まず、粗い方の目で10回から数十回程度、片面ずつ研ぐ。刃を砥石にあて、峰の方は小指一本分くらい浮かす。押すときは力を入れ、引くときは軽く引く。

同じように細かい方の目で10回から数十回程度、片方ずつ研ぐ。

 

研いでいる最中に、砥石が削れてどろどろしたとぎ汁が出るが、これは洗い流さすそのまま研ぐ。

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片面にバリが出てきたら、もう片面を研ぐ。爪に刃をあて、ひっかかりができたら研ぎ上がりだ。

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しっかり切れるナイフでないとケガの元になる。よく切れるナイフにしておけば、誤って浅い傷をつくってもすぐ付く。

道具の手入れはいつでも、ぬかりなく。安全に精肉・調理ができるよう整えておくことが肝心だ。

(c) bearbell 2013