熊鈴日記

はじめたばかりの狩猟のことをメインに、山で生きるさまざまなこと

六合・暮坂高原の森で木登り体験

皆さんは、木登りはお好きだろうか?

私は大の木登り好きで、運動音痴なくせに、子どもの頃から木登りをするのは好きでよく遊んだ。

8歳の夏、小学校の銀杏に調子に乗って登り、相当高いところまで登った上に、木の股に足を挟んでしまって取れなくなったことがある。あれは辛かった。ナマケモノのように両腕で枝にぶらさがって体を支え続けること半時間…レスキューがきて体を押し上げ足を抜いてくれたっけ…。

大人になっても、木登り好きなのは変わらない。今年の初夏は、初めてツリークライミングを体験し、木に触れる安心感と、高いところをロープで上がっていく気持ちよさを味わった。

 

今回は、浅間・吾妻エコツーリズム協会の主催する「森で遊ぼう!木登り体験」に参加した。ロープワークを駆使して木に直に足を付け、高いところへ登っていく技術を教わる。日赤救急員をしていた清水実さんを招いての講習会となった。イノシシ解体の朝と重なってしまったこともあり、途中からの参加となったが木に登ることはできたので、ファーストジョイニングとしてはまずまず。

ぶり縄(紐とはしご棒をつかっての木登り)や、足場をしっかり作りながら木に登る技術を覚えれば、六合の森を楽しんでもらえるような体験プログラムを自発的にできるだろう。

雨の中で木が滑り、少々大変な思いもしたが、体はまっすぐ上を目指して動く。木に体を預ければ、自分の体重を押し上げることも大変ではない。

実感したのは、木を直接登っていくほうが自分の体運びには合っているな…と思ったところなので、ツリークライミング(木にかけたロープを登る)よりも、こちらを専門にしていきたいと思う。

 

暮坂の森は遊び処がたくさん。急斜面にロープを張り、登りにつかうローピングで上がってくる。

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木にはしごをかけ、足場をつくり、はしごを解いては上に作り…をしながら上を目指す「ぶり縄」

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大人も負けていない。

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おまけ…木のブランコ

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今回の講座から、浅間・吾妻エコツーリズム協会に入会した。

吾妻全域を通じてエコツアーを展開しているこの会だが、入会すれば自分も企画を出してプログラムをつくることも可能。また、様々な取り組みを通じて、エコツアーの方法を勉強することもできるだろう。

狩猟民宿との提携も実現したい。六合での講座は年十回程度開催されていくとのことなので、運営に寄与しながら、自分も六合について深く学び継承していく所存だ。

(c) bearbell 2013