熊鈴日記

はじめたばかりの狩猟のことをメインに、山で生きるさまざまなこと

ネットで調べられないこと

今年は、すでにウサギ料理二人前の予約が入っている。とらぬウサギの皮算用…をしている自分にヒヤヒヤしないでもないが、絶対とるぞー!といういい意気込みになっている。

鍋に一羽、叩きに一羽用意したいが、叩きにするには生けどりじゃないと駄目だろう。
そうなると、複数人でウサギを追い込み、鉄砲で仕留め、その場で血抜きをするのがいい。でも、効率の問題からか、ウサギ一羽のためにそういうことをやる人が周りにいない。
罠だと凍死の恐れがあるが、真冬ぬではなく早めの猟期ならなんとかなるだろうか?
ともかく、やってみないことには分からない。

ネットで調べるに、ウサギのわな猟に関する資料がほとんどない(見つけられていない)
グリーンツーリズムとして、ウサギ猟の体験ツアーが紹介されている記事にはいくらかヒットした。
ウサギわなのヒント、ないなーないなーとネットサーフィンならぬネット逍遙をしばらくしていたら、「ウサギはかわいい味がした」と書く、女性の書いた体験ツアーレポに出くわしてしまった。
字面で猛烈に疲れを感じたので、今日のネット逍遙をやめた。
ネットの情報に脊髄反射で批判を送るのはよろしくない所作なので、じっとこらえて読み込むべきだったのだろうが虚脱感に負けた。
そもそも今日は、腹を下しているし気分は沈んでいるし、ここは思いきりモチベーションの低下に身を任せても良いと判断したわけである。

かわいい味とは一体何なのか?理解に苦しむ。

だが、苦しまなくてよいことで、人は苦しまなくてよい。しばらく、そう自分に言い聞かせなければ、今夜は眠れなさそうだ。

ネガティブに締めたくないので、こうも言い聞かせておこう。美味しいウサギ料理を食べてもらいたい。私はそういうことを考えていればいい。

※追記
後程目を通したところ、ウサギ料理が甘かったので、かわいい味がしたとの記述になった模様。
あまけりゃかわいいのか?とか、別に甘くなかったが?と個人的には思うものの、私が追及するようなことではなかった。お騒がせしたことを詫びる。

(c) bearbell 2013